第152回明倫茶会・光冠茶会

「帰家穏坐」

Tea Ceremony "KI-KA-O-N=za"

2021年2月23日  23th Feb, 2021

席主 英ゆう

お点前 甘雨庵(煎茶・庭師)

Kyoto Art Center

                      京都芸術センター アーカイブ 動画

 

 

   

甘雨庵(植彦)さんの竹林の玄関から松竹梅の庭を通り過ぎ、奥の作庭空間へと進みます。

 

厳かにドラが鳴り響き、結界を外して

英から甘雨庵さんへと場を移します。

 

オンラインで甘雨庵さんに導かれながら参加者は自服で煎茶をいただきます。

 

前もって甘雨庵自作の竹の器や杉板などのお道具を配送しています。

茶葉も同様に皆さんで同じ茶を離れたところで時間を共有して味わいます。

オンラインで繋がっている参加者の皆さんがそれぞれの庭を想うことで「作庭」のイメージがシンクロし、

更に広くひらいていくことを想定しています。

ここで時間と味を共有した皆さんに後日会場にお運びいただいて、床の間の作品に

金箔を貼っていただく。そうすることでまた、物理的な空間を介さず

人と人が繋がるかたちが生まれます。

 

甘雨庵さんの茶道具セットに添えて発送してある金箔を会場内の作品「祈り」に貼っていただく際の説明をします。

 

 

お茶を飲み終え、初めて参加者とモニター越しにご対面し、対話やチャットで質疑応答します。

 

 

 

photo by 八杉 和興 Kazuoki Yasugi